マスク着用が当たり前の時代、他人の口にドキドキしてしまう「ニューノーマル」
相原瑛人「ニューノーマル」の単行本が、本日7月19日に発売された。
「ニューノーマル」は、パンデミックによりマスクをすることが常識となった近未来を舞台に、他人の口を見るということに特別な意味を感じる男女を描いた物語。感染症が広がる以前の世界に密かに思いを馳せている女子・夏木は、クラスメイトの男子・秦にマスクを外しているところを見られてしまい、そこから人目を隠れてマスクの下の顔を見せ合う2人の秘密の関係が始まる。変容する社会の中で生まれた新しい価値観やルールと、思春期の少年少女が抱える思いという普遍的なテーマを描く。同作はファンギルドが運営する青年マンガレーベル・コミックアウルの作品で、電子を中心に展開している同レーベルにとって初の紙書籍になる。
一部書店では購入特典を用意。TSUTAYA系列書店では限定ペーパー、応援書店では共通ペーパー、とらのあなでは限定両面イラストカードを配布している。特典は店舗により取り扱いがない場合もあるため、配布の有無など詳細は購入予定の各店で確認を。